男性が愛人女性を囲ったり、女性がパパ活をしてお金を稼いだりするのは普通です。男性は自分好みの女性とデートしたいと考え、女性はパパ活によって手軽に稼ぎたいと考えるのです。

こうした愛人関係の構築を支援してくれるサービスはたくさんあります。ただ愛人契約というのは自由恋愛であり、何か愛人契約書を交わすわけではありません。また、愛人同士でお手当(女性にとってはお小遣い)を受け渡しする場合、明確な金額が決まっているわけではありません。

またお手当の条件・相場はデート内容や女性の容姿・年齢、さらには都度・定期など複数の要因によって変わってきます。そこで男性にとっても女性にとっても、パパ活でのお手当金額がどのようになっているのか事前に理解しなければいけません。

自由恋愛であり、明確な値段が決まっているわけではないため、双方の話し合いが必要です。ただ相場はあるため、どのように考えて金額を設定すればいいのか理解しましょう。

自由恋愛だが、お小遣いの条件・相場は決まっている

当然ながら、金持ち男性にとって愛人に支払うお金は少ないほどいいです。一方で女性については、副業・バイトとしてパパ活をするとき、パパ(男性)から多くのお金を受け取りたいと考えます。そのため、双方の思惑は相反します。

これが、事前に愛人関係の相場を理解しておくべき理由です。相場を知らない場合、その金額が本当に適切なのかどうか分かりません。このとき愛人関係で受け渡しするお金については、大きく以下の2つに分かれます。

  • 食事だけでの解散
  • 食事後、ホテルに行って体ありの関係になる

初回の顔合わせであれば、食事だけで終わるのは普通です。また、1~2回目のデートの後、一緒にホテルへ行って体ありの関係になるのが基本です。このとき、それぞれで相場があります。

食事だけのお手当相場は交通費1万円

富裕層男性とパパ活女性が一緒に食事をするだけの場合、どのようなケースであってもお手当相場は1万円となります。このとき女性がもらえる1万円のお小遣いというのは、交通費という名目で手渡しすることになります。

もちろん交通費で1万円もかかるわけはなく、余った交通費分はすべて女性の副業・バイト代となります。

交際クラブやパパ活アプリを利用して会う場合、5,000~10,000円が一般的な交通費といわれています。ただよほどのことがない限り、たとえ一度きりしか会わないにしても、男性が女性に対して交通費として1万円を渡すのが礼儀です。

参考までに、私は富裕層男性として女性を支援する側の人間です。これまで食事だけで終わったパパ活女性は何人かいるものの、全員に対して1万円を手渡ししています。

単発・都度で体ありの関係だと3~5万円が相場

一方で食事だけではなく、その後に一緒にホテルへ行く場合は単価が高くなります。顔合わせに限らず、その後継続的に単発にて会って体ありの関係になる場合についても条件・相場は同じであり、このときは3~5万円が相場になると考えましょう。

3~5万円というのは、食事での交通費を含めた金額になります。

食事だけで終わる場合、2時間ほどの拘束時間になります。一方で体ありの関係だと、食事を含めて3~4時間ほどです。それでもらえる費用が何倍にもなるというわけです。

月20~30万円など多くのお小遣いを稼いでいるパパ活女性は全員、金持ち男性と一緒にホテルへ行くことを承諾しています。食事だけの女性はまったく人気がなく、その後の関係性も続かないからです。そのためいずれにしても、ホテルありでの相場を理解しなければいけません。

いくらのお手当が妥当なのかについては、女性の年齢や容姿によって大きく変わってきます。例えば一般的な容姿だと3万円が妥当ですし、「学校一の美女だった」というような若い女性であれば5万円を要求してもいいです。

ただ、例えば容姿が普通であったり、美人ではあっても年齢が35歳以上だったりする場合、お手当が4万円や5万円となると、明らかに高いといえます。自由恋愛なので明確な金額はなく言い値ではあるものの、大人の関係になるときの金額の正しい考え方があるのです。

芸能人やモデル美女だともらうお金が高くなる

なお大人の関係になるに当たってこうした相場はあるものの、これらの例外に当てはまる人がいます。パパ活女性がお金をもらうとき、場合によっては高額になるケースがあるのです。

具体的には、以下のようなプレミアが付いている女性たちになります。

  • CA(キャビンアテンダント)
  • 芸能関係:アイドル、モデル、アナウンサーなど
  • 単体AV女優

要は一般的な学生やフリーター、社会人OLではなく、明らかな付加価値がある場合は女性がもらうお金が高額というわけです。

いくらが適切かというと、女性の知名度などによっても変わるので一概にいえませんが、参考までに、過去に現役アナウンサーが交際クラブ(デートクラブ)を利用してパパ活をしていた事例を紹介します。

この女性はNHK室蘭放送局の元アナウンサーである山﨑友里江さんです。彼女がパパ活をするとき、デート後の大人の関係になるときの金額は10万円が相場でした。

一般人では無理であるものの、付加価値のある女性ではこのように単価が高くなります。男性も女性も、こうした相場があることを理解しましょう。

支払い(受け取り)のタイミングはデート終了時

なお実際にデートをすると、金持ち男性からパパ活女性に現金手渡しすることになりますが、このときの支払い(受け取り)のタイミングはデート終了後になります。要は、以下のようになります。

  • 食事のみ:食事が終わって帰る直前
  • 食事後、一緒にホテルへ行く:大人の関係が終わった後のホテル内

単発・都度にて会う場合、会った直後にお金の支払いや受け取りをする人はいません。そうではなく、必ずすべてが終わった後の帰る直前のタイミングでお金の受け渡しをするようにしましょう。

金額交渉は顔合わせの食事中または事前に行う

なおお金の受け渡しをするとき、当然ながら事前に金額交渉をしなければいけません。日本人は金額交渉に慣れていないものの、お金のことなので必ず現金手渡しの前に双方が納得する金額にてやり取りするようにしましょう。

このとき最初の顔合わせでは、必ず食事デートをすることになります。食事デートだと、前述の通り1万円が相場なので、これについては特に悩むことがありません。一方で大人の関係に発展する場合、言い値になるので事前に決めなければいけません。

そこで、顔合わせでの食事中に金額交渉をするようにしましょう。食事が終わる前あたりに、体ありの関係になったときの金額を話し合えば、その後の愛人関係はスムーズになります。

また交際クラブとは異なり、パパ活アプリであれば双方がメッセージでやり取りすることができます。この場合、顔合わせの前にお金について話し合っても問題ありません。

定期の愛人契約では口約束で月額金額を決める

一方で単発でのデートではなく、定期にて会うこともあります。「月に〇回ほど会う」などのように口頭で約束を決めて、定額の支払いをするというわけです。

都度支払いとは異なり、定期の月額金額は人によってまったく異なります。愛人契約とはいっても、例えば月4回会うのと、月6回会うのでは金額が大きく変わってくるのは当然です。ただ単発ではなく、月額にてお金を支払う(お小遣いを受け取る)というわけです。

重要なのは、定期だと都度払いに比べて一回デートの単価が低くなることです。定期払いというのは、イメージとしてはまとめ買いと同じです。当然、まとめ買いの分だけ一回デートの金額相場が低くなるのは当然です。

例えば顔合わせのときに都度3万円だった場合、定期契約では一回デートで2万5,000円などに減額します。これで月4回デートの場合、「2万5,000円 × 4回 = 月額10万円」となります。このようにして、月払いでの愛人契約の費用を決めていきます。

愛人同士の契約書はなく、作っても違法なので無効になる

なお愛人契約という言葉はあるものの、お手当(お小遣い)の金額はあくまでも口約束です。何か契約書を作成することはありません。

まず、愛人契約書を作ってサインしたとしても無効です。契約の内容そのものが違法だからです。日本では売春が違法であり、「男女が愛人となって月額〇万円を渡す対価として、女性は男性と月〇回デートをしなければいけない」などの契約は違法なので効力がまったくないというわけです。

つまり愛人契約とはいっても、実際に契約書を交わしている人は存在しません。そのため自由恋愛の中でも、愛人同士のお手当金額は約束事に過ぎないことを理解しましょう。

単なる口約束であるからこそ「お手当の金額」「都度なのか、定期なのか」などの取り決めが重要になります。これらは一般的にデート中に交渉することになるため、事前に相場を理解したうえで話し合うようにしましょう。

お金が移動するときの条件・相場の考え方は重要

男性が愛人を囲ったり、女性が副業・バイトとしてお小遣いをもらうためにパパ活をしたりするとき、必ず高額なお金が移動することになります。そこで、顔合わせの前に事前にお手当相場を理解するようにしましょう。

条件・相場を知らないと、通常よりも金額が高くなる(または低くなる)ことによって、一方が損をしてしまいます。そうではなく、双方が納得・同意したうえで愛人関係を築くからこそ、長期の関係を保てるようになります。

また金額の交渉をするタイミングを理解して、長期の関係を築くかどうかを考えましょう。都度払いや定期払いについては男性が決めることなり、金額については愛人同士で要交渉となります。

愛人同士の自由恋愛では、必ずお金が動きます。そこで双方が納得できるように条件の考え方を理解して、顔合わせでのデート中(または事前)にお金の額について話し合うようにしましょう。

愛人関係になることをゴールとしているのが愛人マッチングサービスであり、有名な媒体としては交際クラブやパパ活アプリがあります。

自由恋愛なので断られる可能性はあるものの、男性は素人女性を愛人にでき、食事後にホテルへ行くことが可能です。

またパパ活女性にとっても、富裕層の優れた男性とのみ会えるのが愛人マッチングサービスです。女性はすべて交際クラブやパパ活アプリを無料で利用できます。金銭的なリスクなくパパ活をスタートできるため、多くの女性が隠れてパパ活をしています。

ただ交際クラブやパパ活アプリは非常に種類が多いです。そこで「登録数」「展開エリア」「料金」を含め、私が実際に利用したことのある交際クラブやパパ活アプリについて、実際のところどうなのかを以下に記しています。